こんにちは!2025年5月16日、長野県安曇野市にひと席のみのプライベートサロンvench(ベンチ)をオープンする中島未央です。
ブログをご覧いただきありがとうございます♩

昔はサラサラだったのに、なんか最近、うねうねする髪の毛が増えた気がする
と感じている方、いらっしゃいませんか?
年齢とともに変わる髪の毛、厄介ですよね。
実際私も昔と髪の質が変わってきたな〜と感じています。
今回はエイジング毛の代表格である【うねり】について、原因と対処法をナカシマの視点で解説させていただきます!
・うねうねする毛、どう対処したらいいかわからない
・なんでうねうねするの?
・できるだけラクにうねりを抑えたい
うねりの原因とは
うねりの原因とは何か?今回は後天的なうねりの原因について解説します。
うねりの原因①年齢による頭皮のたるみ
年齢による頭皮のたるみとは何か?
下の図を見ていただくと、髪の断面と形状についてのイラストがあります。


髪の断面がキレイな円形をしている方が直毛、楕円だったり歪んだ形をしているとゆるいクセ(波状毛)や強い縮毛(球状毛)となります。
そして髪の毛は【毛包】から斜めに生えています。
・「直毛」の場合、毛包から出てくる毛が直線的
・「波状毛」の場合、毛包から出てくる毛がカーブしている
・「球状毛(縮毛)」の場合、毛包から出てくる毛が反転している
後天的にうねりが出てきた方は、頭皮のたるみにより【毛包】が歪んでしまったパターンが多いと考えられます。
・加齢
・産後やストレスなどのホルモンバランスの変化
・毛穴を引っ張る髪型(キツく結ぶなど)
ずっと同じ場所でキツく結んでいたりすると引っ張られすぎた毛の根元がジリジリしてしまうこともあります。
ホルモンバランスの影響を受けてうねりが出てきてしまうケースも。
うねりの原因②キューティクルと髪の水分量
梅雨の時期や、雨の時は湿度が上がりうねることがありますよね。
これには髪の毛のキューティクルと水分量と深く関係しています。
・タンパク質(約18種のアミノ酸)・・・80〜90%
・水分・・・11〜12%
・その他(脂質・メラニン色素など)
髪の主成分のうち、水分量は11〜12%とされていますが、この中でも結合水(5%)と自由水(7%)に分かれます。
・結合水・・・髪の中に留まっている水のこと。髪の内部組織をくっつける接着剤的な役割→ダメージするとこれが少なくなります!
・自由水・・・出たり入ったりする水のこと。乾燥したり湿度で影響を受ける水→これが乾燥や膨らみの原因になります!



髪が濡れている時は「吸着水」が増えて、全体に対して水分量は30%まで増えます!
ダメージ毛になればなるほど、結合水、自由水が減ってしまい
、吸着水が増えます 。そして、吸着水が多いと髪の毛は乾きにくく、乾いた時には水分量がほぼないのでパサパサの状態になってしまうのです。
髪の中に留まる結合水がしっかりキープされていると外から水分が入る隙間がないので、うねりにくくなります。
うねりとかなり関係が深いのが水分なんですね。
そしてその水分をキープするのに大切なのがキューティクルです。


キューティクルは鱗のように髪の外側にくっついていますが、ダメージすると剥がれたり開きやすくなってしまいます。
またダメージを受けると内部にダメージホールという空洞の穴があき、そこから水分がどんどん抜けていってしまうわけです。
髪の内部組織をくっつける役割の結合水がなくなったら、髪は乾燥し、スカスカで脆い状態になりますよね。
水分量をキープするためにはキューティクルを傷つけず、ダメージさせないのが一番なのです。



そんなこと言われてもカラーや縮毛矯正はしたい!
そんな声が聞こえてきそうです。
大丈夫です、ちゃんと対処法もお伝えさせていただきます。
まとめ
髪の毛のうねる原因を解説しました。
①年齢による頭皮のたるみ
②キューティクルと髪の水分量
なかなか分かりづらかったかもしれませんが、ご質問がありましたらいつでもお尋ねくださいね。
次回はうねりの対処法について記事にしたいと思います!
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